質問内容
質問失礼します。早慶院卒の理系で、一部上場企業年収420万〜450万の26,7歳男です。
残念ながらデブでオタクです。他人への興味もないため会話も続きません。自分のスペックを考えつつ、TwitterやYoutubeでの婚活の闇を見ていると、せめて若いうちに始めないと手遅れになる気がしていて焦っています。ダイエットには励んでいます。こんな自分でもまともな人と結婚できるのでしょうか?
回答
20代の高学歴上場企業勤務の男性は婚活は売り手市場
まず前提として20代・高学歴・上場企業という属性は婚活において非常に人気が高い好属性になります。
職場で女性との接点がある人であれば自然に結婚していく男性が多いです。そのため自分の属性についてはまったく不安視する必要はありません。その上で結婚できるか不安な点を整理を整理すると次の2点ですね。
- デブでオタクだから女性にモテない
- 他人への興味がないから会話が続かない
それぞれの対処法を解説していきます。
オタクは強みだしデブは改善できる
まず「デブでオタク」にですが「オタク」については必ずしもデメリットになりません。オタクであること自体はある方向について強い嗜好性があることを示すシグナルです。
結婚相手探しはランキング争いではないので何の趣味や主義がない人よりも自分の好き嫌いがはっきりしてる人のほうが自分にマッチする人が見つかりやすい傾向すらあります。
オタクに結婚できない人が多いのはオタクであることよりもオタクの男性に趣味以外の行動様式に問題ある方が多いからです。むしろさわやかなオタクは人気があるのでオタクであること自体を気にする必要はありません。
デブについて明らかなマイナスポイントです。
デブでも結婚している男性は数少ないデブ専の女性と巡り会えたか、デブであるマイナスを上回る別の魅力を持っていたケースが殆どです。婚活においてデブは明らかにハンデなので引き続きダイエットに励んでください。
またダイエット時にただ痩せるのではなく筋トレを並行して行うことを推奨します。ほどよく筋肉がある男性を女性は本能的に好みますので、せっかくなので一緒に筋トレを行ってください。
「デブでオタクだから女性にモテない」への対策は今行われているダイエットに加えて筋トレを行えば大丈夫です。
会話はテクニックで対応可。でも他人へ興味がないことが深刻
2点目の「他人への興味がないから会話が続かない」は場合によってはかなり深刻です。
質問者様は会話が続かないことを問題と捉えていますが会話はテクニックでなんとでもなります。関心がなくても会話を続けるスキルはトレーニングすれば身につけることができます。
むしろ「他人への興味がない」の部分がより深刻です。他人への関心があまりにも薄い場合は女性と一時的なお付き合いができたとしても、生活を共にすることが難しく結婚至れないか結婚生活が早々に破綻する可能性があるからです。
他人への興味がない理由次第で対応方針は大きく異なるのでそれぞれの対処法をお伝えします。
①他人と過度に干渉したくない
他人とずっと一緒にいるよりも、一人でいるほうが好き。一人の時間を大切にしたいという場合は結婚を考えるにあたって大きな障壁にはなりません。
同じように一人でいる方が好きという人は男女問わず存在しているからです。同じようなタイプの女性を探せば良いだけなので無理をせずに今の自分を大切にできる相手を探してください。
②友人や好きな女性以外には関心がもてない
大好きな友人や家族、好きになった女性への関心は強いがその他の人には関心がもてないという場合です。
特に婚活ではよく知らない女性とマッチングしてお見合いやデートをすることになるのでこのタイプの人は相手に関心をなかなかもてず婚活を苦痛に感じることが多いです。
あなたがこのタイプの場合はマッチングアプリや結婚相談所経由での婚活が合っていません。
恋人や結婚相手を見つけることを前提とした場所で婚活をせずに友人をみつけるように結婚相手を探すほうがいいでしょう。職場の同僚や・社内サークル、習い事など知人として異性と接する機会が多い場所に身を置きいて気になる女性を見つけてアプローチする方法を取るとよいでしょう。
③全く他人に関心がない
そもそも他人に全く関心がない場合、今現在の結婚したい気持ちはあなたの本心ではなく、社会的圧力によるもの可能性があります。「結婚したい」のではなく「結婚しなくてはいけない」という気持ちが強いのかもしれません。つまり本来的な状態としては結婚せずに生涯独身で問題ないのかもしれません、
それでも結婚したい場合は無理に表層的に会話を続けるスキルを伸ばしたり、他人と協調する技術をみにつけるよりは「全く関心がない」という状態から脱却することが大切になります。
実際に本当に他人に興味がないというひとは「結婚したい」とも思わない事が多いので、他人に全く関心がないという状態は何かしらの要因があることが多いです。そしてその要因は多くの場合次の2つのどちらかに当てはまります。
- 自己防衛反応
- 関心のベクトルが自分へ向いている
過去にイジメやパワハラなど対人関係において被害にあったことがある方は防衛反応として無意識的に他人への関心をもたないようにすることがあります。
この状態の方は他人とコミュニケーションをとるときには常に頭のなかで「いま自分は変なことを言ってないだろうか」「話題を考えなくては」「相手が嫌がってないかな」など考えています。
過去のトラウマからコミュニケーションに対して自己防衛のために意識が先行してしるためベクトルが自分の発した内容に集中しているので相手との会話を適切にキャッチボールできなくなってしまうのです。
もしこれに当てはまるのであればまずは恋人や結婚相手ではなく少しずつでいいので自分にとって安全と感じられる同性の友人・知人をみつけることがスタートしてください。
心理的安全性を感じられる他者が増えることで徐々に他人への恐怖心が薄れ、異性に対しても徐々に関心をモテるようになります。
もう1点が関心のベクトルが自分に向いているケースです。これは必ずしも悪い意味ではありません。
仕事に集中する時期や趣味に没頭している、コンクールに向けて頑張っているなど自分の目標に向かって頑張っているタイミングでは他人に関心が向かないことは普通に起こりえます。特に20代中盤の男性の場合は社会人数年目で自分の仕事で手一杯で関心が仕事に集中することは珍しくありません。
男性は年齢的には30代前半までであれば婚活市場で十二分に需要があります。もし今は自分に集中するタイミングなのであれば無理に婚活をせずとも良いのです。落ち着いたタイミングで自然と周囲に関心が移るようになります。
まとめ
高学歴で一部上場という今の状態は客観的に見えれば婚活市場で需要はかなりあります。
1つ目の課題「デブでオタクだから女性にモテない」は質問者様がいま取り組んでいるダイエットで解決するので問題ありません。できれば筋トレも組み合わせましょう。
2つ目の課題「他人への興味がないから会話が続かない」については「会話が続かない」ことよりも「他人への興味がない」ことをより大きな課題と捉えて、その要因を理解した上で対処されると良いでしょう。